「うーん」
まぶしい光に明美が目を覚ますと見慣れない景色が広がっていた。
「えっ、ここはどこ?」
体を起こそうとすると手首と腕が押さえつけられていて動かない。首を動かすと金属の輪で拘束されている自分の腕が見えた。どうやら足も足首と太ももで拘束されている。
「なっ、何。どうなってるの」
明美は自分の置かれている状況が理解できずパニックになってきた。
「落ち着きたまえ」
男の声が頭の上のほうから聞こえた。
「あなたは誰? ここはどこなの? 何でこんなことするの?」
明美はその声に向けて自分の置かれている状況を強い口調で問い詰めた。
「あまり多くのことを一度に聞くのは関心できないな。
まあいい。まず最初の質問の答えだが、私は君のマスター、すなわち持ち主になるものだ」
「持ち主ってどういう事? 私は物じゃないのよ」
「いいや、君はこれから物になるのだよ」
「どういうこと?」
「これを見たまえ」
男が指差す方を見ると、同時にそこに明かりがつく。そこには人型をした金属の像があった。
「あれが、何なの」
「あれが新しい君の体になるのだよ」
「何を馬鹿なこと言っているの、いいから私を自由にしなさい」
「ふむ、信じられないか。まあいい実際に体験してみればそんなことも言ってられまい」
男はそう言うと、コンソールを叩いた。
「くっくっく、こんな体験は2度とできないだろうから、頭部の改造を始めるまでは意識を保ったままにしておいてやろう」
「なっ、何言ってるの。冗談もほどほどにしなさい」
「冗談ではないのだよ」
男は複雑な機械から伸びるチューブを明美の首筋に埋め込んでいく。
「いやー! 何をするの、やめて!」
「これは生命維持装置だよ。作業中に君に死なれては困るのでな」
次に男は注射器を取り出して体中のあちこちに薬品を注入していく。
「今度は何? 何をしているの」
体の至る所に注射をし終えると男は注射器を置いた。
「この薬を使うと感覚神経と運動神経の両方を殺すことができる。つまり君はもう首から下を動かすことも、そこで何が起きているかを感じることもできない体になったのだ」
その言葉を聞いているうちに明美は首から下の感覚が無くなっていくのを感じた。明美は腕を動かそうと思ったが先ほど動かせた程度の動きもできない。
「いっいやー。元に戻して」
「それは無理な話だ。この薬は強力で、これを使うと二度と元に戻すことはできない」
ポーンという軽い音とランプが灯る。
「ふむ、君の新しい顔が出来上がったようだな」
男がコンソール操作すると、ボーリング球程度の大きさの金属球がアームにつかまれて降りてきた。
「見たまえ、君そっくりだ」
そこには、確かに明美そっくりだが何の表情もない顔が張り付いた金属の頭部があった。
「そうだ、これでなければ意味がない。君にふさわしい顔だ」
明美は自分があのような無表情な金属の塊になるのかと思うと恐ろしさで何も考えられなくなった。
「それではそろそろ君の体を機械に変えてあげよう。君はそのモニターで自分の生まれ変わる様をじっくり見ていたまえ」
男がそう言うと明美の頭上に全身を映すモニターが現れた。
「まず、右足からだ」
男は明美の右足を解体していく。
「いやー! やめて! 私の体を切らないで」
男は明美の言葉を無視し、右足を金属の塊に変えていった
「完成した。次は左足だ」
男がそう言った時には、モニターに映る明美の右足は完全な金属の塊になっていた。
「私の足が・・・ そんな・・・」
「くっくっく。泣くほど嬉しいのかね? それはよかった。では次を急がないとな」
「やめて! お願いだから」
「そんな私の体が・・・」
ついに明美の両手両足が金属変わってしまった。
「さあ、次は君の胴体を機械に変えよう」
「お願いします。何でも言うことを聞くからそれだけは」
「何でも聞くなら素直に私の人形になりたまえ」
男はそう言うと明美の胸元にメスを入れるのだった。
内臓を取り除き、そこに動力炉や生体脳用の生命維持装置などを埋め込み明美の胴体もほとんどが金属になったところで、男が両手で握りこめるほどの金属塊を明美に見せた。
「これが何かわかるかな?」
「わかりません」
もはや明美に何かを考える気力は無かった。
「これは君のここに入るのだよ」
男は明美の股間を指差した。
「これは人工性器だよ。喜びたまえ、これからも君は雌の喜びを感じることができるのだ」
そういうと男は明美の体にそれを接続し始めたのだった
そして、明美の体は首から上を残して全て人工物に置き換わった。
「さて、首から上を改造する前にボディーの動作チェックをしよう」
男はそう言って胸を開き、いくつかのケーブルを繋ぎ、コンソールを叩くと明美の右足がひとりでに上がった。
「うそ。なんで?」
「君の体は機械なんだ。決められた信号を送れば自由に動かすことができるのだよ。もちろん君の意思などよりも優先されるしね」
「そんな、こんな体にするだけじゃなく私は体の自由すらないの・・・」
明美は自分の体のことを考えると、今まで麻痺していた悲しみがぶり返してきて泣き出してしまった。
「泣くのもこれが最後になるのだ。存分に泣きたまえ。しかしそこまで悲観する必要は無いぞ。君の体は基本的には君が動かすことができる」
「え、どういうこと。だってさっき・・・」
「勘違いしてもらっては困る。もしすべてコンピューターが動かすなら人間を素材に使う必要は無い。君自身が君の体を動かすことができるよ。まあいくらかの制限を受けるがなそれに、私は君が機械の体で私とともに居てくれることが望みなんだ」
「本当なんですか? 私、自由なんですか?」
すでに、元の姿に戻ることを諦めかけていた明美にとって、その言葉は一縷の望みであった。
「安心したまえ。私は嘘はつかんよ」
(そう。嘘はついていないよ。嘘は)
「わかりました。お願いします」
「さあ、そろそろ頭部の改造を始めさせてもらおう。なに次に目を覚ませば君は機械の体だ」
男はそう言うと明美の首筋に注射をし、明美の意識は闇の中に落ちていった」
「うーん」
明美が目を覚ますと見慣れた自分の部屋だった。はっと思い、自分の両手を確認する。
肌色の自分本来の手だ。銀色の金属でできた手ではない。明美はそれを見て肩を撫で下ろした。なんと恐ろしい夢だったのだろう。あんなことはあり得るはずが無いのに。
とりあえず制服に着替えて居間へ行こう。
居間に行くと、キッチンから母が声をかけてきた。
「明美、顔ぐらい洗ってきなさい」
「はーい」
顔を洗い居間へ戻るとそこに父がいた。
「明美、何をしている。母さんに言われたのに、顔を洗ってこないなんて」
「何を言っているの。私はしっかり洗ったわよ」
「嘘を言うな。来い」
「何言っているの? いたいよ、お父さん」
私は父に引っ張られるように洗面台へと連れられて行った。
「さあ、しっかり洗うんだ」
父はそう言うと私の顔を無理やり洗い始めた。すると、顔になにか銀色の物が付いているのが見えた。
「父さんたら、こんなに小さなもの・・・」
そういって私は顔を強くこする。先ほどより銀色の何かは大きくなっていた。
(まさか、そんなことは・・・)
と思い手を見ると手の皮がはがれ銀色に輝く金属の手が見えた。
「イヤー!! 何で? どうして? わたしの手が!!!」
すると背後のいたはずの父が
「あたりまえじゃないか。明美は機械の体なんだから」
といった声が聞こえると同時に、またしても明美の意識は闇の中に落ちていった。
(うーん)
明美は目を覚ますと、目の前に
生体脳覚醒
と赤い文字が流れていった。
視界が開ける。が、その目に映る世界はどこかテレビ画面を見ているような感じだった。それと同時に自分の頭の中で、カメラに捕らえた画像を処理しているのが理解できた。
(私、本当に機械になったんだ)
どうやら、改造された手術台の上のようだ。
明美は、起き上がろうとしたが体が動かない。それと同時に
ボディーコントロールロック ON
という赤い文字が先ほどと同じように流れていった。
(うそ、動けないのそんな助けて)
明美は声も出せずに一人心の中で震えていた。
「どうやら、起きたようだな」
1時間にも、半日にも感じる時間(実際には内蔵時計で10分しか経っていない事がわかった)が過ぎたところで、あの男が入ってきた。
「さあ、ロックを外そう。起きたまえ」
男がコンソールを操作すると
ボディーコントロール OFF
の文字とともに体が自由になる。
起き上がろうとすると、体が起こすと口が自然に、
「マスターおはようございます」
と言った。
「勝手に口が・・・ どうして?」
「何を驚いているのだ? 自分の所有者が会いに来たのだ。挨拶するのは当然だろう」
「それに、マスターなんて」
「私がおまえの所有者なのだ。マスターと呼ぶのが当然だ」
「でも、なんで勝手に・・・」
「なに、おまえには当たり前のことがすぐに出来るようにいじらせて貰っただけだよ。そう、君の体を制御するには君の脳だけでは不十分なので、補助用のコンピューターを頭部に埋め込ませてもらっているが、そこにいくつかの制限と外部制御を組み込ませてもらった」
「そんな、前に言ったのと話が違うわ」
「いくつかの制限を受けることになるといったはずだが。さて、いいかげん起き上がってしっかり自己紹介してもらおうか」
「はい、わかりました。マスター」
またしても明美は自分意思に反して勝手に動き答えていた。
「私はサイボーグスレイブA1、マスターの性欲処理のための人形です。CSA1とお呼びください」
(わたしは明美、人間よ。CSA1なんて知らない。人形でもない)
「よく言えました。結構です。
どうです、CSA1。人形になった気分は?」
「素晴らしい気分です。この姿でマスターにお仕えすることができて光栄の極みです」
(そんな事、私は考えてない。そんな事、言いたくない)
「それはよかった。私も改造した甲斐があったというものです」
「君を制御するコンピューターに入力したプログラムについて説明しましょう。まず、君は私の命令は全てに対して優先する。私に肉体的および精神的、金銭的、社会的に損害を与えてはならない。これらに反しない限り、自己の保全に勤める。入力されたデータは君の持つ知識より優先される。これが君に与えられた制限だ。あとは私に対する行動パターンなどのデータも入力してあるから、それに従って行動する事となる。先ほどの挨拶などが例だよ」
「そんな・・・ それじゃあ、私は自由に動くことも出来ないマスターの操り人形なんですか?」
「そんなことは無い。私が命令していない時は君は自由に動くことが出来るよ。君は性処理用の人形だから、あまり命令を与えておく時間は長くは無いよ」
「いやよ。なんでわたしがこんな目に遭わなくちゃならないの」
「諦めたまえ。君はもう人間でなく機械仕掛けの人形なのだよ。
自分の姿をを見たまえ。銀色の金属でできた肉体。動くたびに駆動音がする四肢。こんな人間がどこにいる。いないよ。君は人形なんだよ」
マスターの操作により等身大のモニターが私の前に現れる。そこに映るのは、シルバーメタリックの体を持った、私そっくりの顔の人形だった。
(よくできた、人形だわ。けど、何で私にそっくりな顔をしているの?)
「よく見たまえ。これが今の君の姿だよ」
(マスターが何か言っている。けれど言っていることが理解できない。そんなことがあるわけが無い。わたしは人間なんだ。)
不意に自分の手を見ると、シルバーメタリックの手が見える。
(あれ? 私の手なんでこんななの?)
モニターを見ると人形も私と同じようなポーズをとって、不思議そうな顔をしている。
(まさか、これって!!)
「ようやく理解ができたようだね」
「まさか、これが私!」
「そうだ、それが今の君の姿だ」
「いや! いや!! わたしこんな姿になんてなりたくなかった。元に戻して」
「それは無理な話だ。君の古い体は切り刻んで廃棄してしまったからな。いいかげんこの話題は飽きたな。以後この話題は禁止する」
その言葉とともに、私の頭の中で機械音がして
禁止事項登録完了
の文字が目の前を流れた。
「さて、君は性処理人形なのだからその機能を確認しなければならない」
「はい、わかりました。どうぞご利用ください」
「おっと。このままではただの機械と変わりませんから、ヒューマンモードへ移行しなさい」
「了解しました。ヒューマンモードに移行します」
「ヒューマンモードは君の体のコントロールを禁止事項以外自由にできる。それ以外に、全てコンピューター制御にするドールモードと、先ほどまでのニュートラルモードがある。ニュートラルモードは基本的に君が体のコントロールができるが、一部コンピュータに入力されている理想的な行動をとるようになっている」
「それじゃあ、さっきの勝手に答えたのは」
「ああそうだ、君の脳に接続されているコンピューターが判断して、あらかじめ登録された言葉をしゃべったのだよ。そして、いまは君自身の意思でしゃべることになる。いくら性処理用といってもプログラムどうりの反応ではつまらないからな。さて、自分の胸を揉みしごいてもらおうか。CSA1」
「いや、そんなことできない・・・、えっ、手が勝手に。ああん・・・」
私の意思に反して両手が胸を揉み始める。
(なんで、こんなこと人前でしたくないのに、手が勝手に・・・)
「なかなか楽しんでいるようだね。実に積極的だ」
「ああん、体が、ダメ、勝手に・・・」
「ふっふっふ、確かにヒューマンモードでは基本的に君の自由に動けるが、私の命令に反してはいけないという基本原則は有効なのだよ」
「そっそんな、もうダメ、いく、いっちゃう」
「さすがは、性処理用の人形だな。さあ、いってしまいなさい」
「いくー!!」
私の視界は真っ白になっていきました。
「生体脳停止」
(どうやら絶頂に達して気絶したようだ、CSA1はドールモードで再起動している)
「ふむ、なかなかの感度のようだな。
CSA1、生体脳覚醒処置」
「了解、電気ショックで生体脳覚醒処置をおこないます」
ドールモードの抑揚の無い声とともに弱い電光が走る。
「生体脳起動完了」
衝撃とともに、真っ白な世界が色を取り戻す。
(あれ、私、確かマスターの前で恥ずかしい姿を見せて・・・あっ体が動かない)
「君は今ドールモードになっている。私が解除しない限りいつまでもコンピューター制御の操り人形だ」
そう言うと、マスターは私のそばまで来て胸を揉み始めた。
「どうだね。一見金属板に見えるこのパーツで、人間の胸と同様の触感を再現するのは大変だったのだよ」
(そういえば、どう見ても金属でできた胸は人間の時と同じような感覚がして、とても金属とは思えない柔らかさだった)
「いくら私が君のようなような全身金属製の姿をした人形が好きだとしても、金属板でできた胸を揉んでもつまらないからねえ、頑張らせてもらったよ。ちなみにこの特殊金属は君の胸の他に、頭部とここに使っている」
マスターはそう言うと、私の股間に手を伸ばしてきた。マスターの手が私の秘所に触れると、先ほどの非ではない快感が全身を貫きまたしても私の意識は真っ白な世界へと落ちていった。
「生体脳停止」
またしてもいったようだ。どうやら感度が良すぎるようだ。確かに常人の10倍程に設定しておいたが、こうもすぐに達して毎回のように気絶されては性処理人形としては困る。
「しかたがない。CSA1、感度レベル2に再設定」
「了解しました。感度レベル2に再設定します」
「よし、これで大丈夫だろう。CSA1生体脳覚醒処置。覚醒とともにヒューマンモードに移行」
「了解、電気ショックで生体脳覚醒処置をおこないます」
真っ白だった世界が元に戻る。体が自由に動くどうやらドールモードは解除されたようだ。それにしてもこの体こんなに感じやすいなんて・・・。これでSEXなんてしたらきっと狂ってしまう。
「どうやら、君は普通の人間より遥かに逝きやすいようだが、今まで絶頂に達したことは何回くらいある?」
「そんなこ 3回だけです」
「むだだよ、君は私に質問されれば君自身が覚えていようがいまいが、脳に残っている全てのデータについて解答してしまうようになっているんだ。それにしても、3回か。そのうち2回は今の2回か?」
(これ以上私の恥ずかしい過去をしゃべる訳にいかない。手で口をふさごう)
そう思って腕を上げるが、顔の前で動かなくなってしまう。
「そうです。人間、白石明美として1回、CSA1として2回です」
「まったく無駄な努力を・・・ いいですか、私に求められた情報を渡すことを拒む全ての行動が禁止事項に当てはまるんですよ。しかし、年頃の娘が1回だけですか。その時のことを丁寧に教えてもらえますか」
(どうせ、どうしても言ってしまうなら無駄な努力を止めよう)
「2年ほど前です・・・
「2年程前です。学校で友達の一人が彼氏とSEXをしたと言うのが話題にあがりました。その時私がまだ処女で自慰すらしないことを言ったら、友達がそれじゃあ人生の楽しみの半分損しているって言われて、1冊の本を渡されてそれを見ながら、あそこや胸を揉みしごいて自慰をしました。そのときあっと言う間に真っ白になって、それ以来狂ってしまいそうで自慰すらしていません」
「なかなか、素直に言えましたね。それよりもしかしてあなたは処女だったんですか?」
「はいそうです。私は処女でした」
「けどもう関係有りませんね。あなたのここに納まっているのは、私特製の人工性器ですからね」
「はい、ご主人様にいただいた素晴らしいモノで、性処理人形としてお仕えさせていただきます」
「それじゃあ、さっそくその体で奉仕してもらいましょうか」
マスターにそういわれると、私はマスターの股間にそびえるモノを自分の中に収めていった。

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